先払い買取の業者を自分で確かめる手順|古物商許可番号を並べたら4社中2社が同じ会社だった【2026年8月実測】

掲載内容は2026年8月3日に実際に確認した情報です。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。

先払い買取を使うとき、いちばん怖いのは「その業者が本物かどうか分からない」ことです。

ネットには「安全な業者ランキング」があふれていますが、それを書いた人が何を根拠にそう言っているのかは、たいてい書かれていません

そこでこの記事では、私たちが実際に手を動かして、4社を1社ずつ調べた手順と、その結果をそのまま公開します。同じことを、あなたも15分でできます。

結論を先に書くと、調べた4社のうち2社は、まったく同じ古物商許可番号・同じ住所・同じ電話番号でした。つまり「別の会社に見えるが、運営しているのは同じ会社」だと、公開情報だけで確認できました。

  1. なぜ「自分で確かめる」必要があるのか
  2. 手順1:古物商許可番号を探す(3分)
    1. どこに書いてあるか
  3. 手順2:番号を「控えて」、他社と見比べる(5分)
  4. 手順3:会社名・住所・電話番号を突き合わせる(5分)
  5. 実際にやってみた結果(2026年8月3日)
    1. 1. リセチケット
    2. 2. チケットセンター
    3. 3. タートルチケット
    4. 4. シープチケット
  6. 調べて分かった、いちばん大事なこと
  7. やってみて分かった、つまずきやすい所
    1. フッターが折りたたまれていて見えない
    2. ランディングページには載っていないことがある
    3. 番号が画像になっている
  8. 15分でできるチェックリスト
  9. この記事の情報について
  10. そもそも古物商許可とは何か
    1. 番号の見方(12桁の意味)
  11. 「同じ番号だった」ことを、どう受け取ればいいか
    1. これは違法ではありません
    2. ただし、利用者から見ると意味が変わります
    3. だから「何社と比べたか」より「何事業者と比べたか」
  12. 見つからなかったときの、追加の調べ方
    1. 方法1:サイト名で検索し直す
    2. 方法2:申し込みフォームの手前まで進む
    3. 方法3:そのまま聞く
  13. 実際にやってみて、かかった時間
  14. よくある質問
    1. Q. 古物商許可があれば、その業者は安全ですか?
    2. Q. 番号が本物かどうかは調べられますか?
    3. Q. 住所がバーチャルオフィスだったら危ないですか?
    4. Q. この記事の会社は、おすすめということですか?
  15. 先払い買取そのものの仕組みも、あわせて確かめる
    1. お金が先、物が後という順番
    2. 確かめる順番
    3. 「最短」「最大」という言葉の読み方
  16. 困ったときの相談先
  17. この記事を書いた理由
  18. 今回いちばん時間をかけた「見つからない」の扱い
  19. 同じ手順を、他の業者にも使えます
  20. まとめ

なぜ「自分で確かめる」必要があるのか

先払い買取は、商品券やギフト券を送るにお金が振り込まれる仕組みです。順番が逆なぶん、利用者にとっては「相手が本当に存在するのか」が最初の関門になります。

比較サイトの「安全」という言葉は、根拠が書かれていないかぎり、ただの感想です。私たちのサイトも例外ではありません。だから誰でも再現できる確かめ方を、実際にやって示すことにしました。

ここで使うのは、特別なツールでも有料サービスでもありません。ブラウザだけです。

手順1:古物商許可番号を探す(3分)

中古品・金券の買取を仕事にするには、古物商許可が要ります。都道府県の公安委員会が出す許可で、番号は12桁です。

この番号は、法律にもとづいてウェブサイトに表示する義務があります。つまり「載っていない」こと自体が、ひとつの手がかりになります。

どこに書いてあるか

  • ページのいちばん下(フッター)…もっとも多い場所です
  • 「特定商取引法に基づく表記」ページ…リンクは、たいていフッターにあります
  • 「運営会社」「会社概要」ページ

探し方のコツは、ページを開いてCtrl+F(Macは⌘+F)で「古物」と入力することです。目で探すより確実で、5秒で終わります。

手順2:番号を「控えて」、他社と見比べる(5分)

ここが、ほとんどの比較サイトがやっていない部分です。

番号を見つけたら、メモ帳に貼り付けて並べます。1社だけ見ていても分かりませんが、複数社を並べると分かることがあります。

同じ番号が2社に出てきたら、それは同じ事業者が、別のブランド名で運営しているということです。悪いことではありません。ただし利用者から見ると、意味が変わります。

  • 「2社で相見積もりを取った」つもりが、同じ会社に2回聞いていたことになる
  • 1社でトラブルがあったとき、同じ系列の別ブランドでも同じ扱いになる可能性がある

手順3:会社名・住所・電話番号を突き合わせる(5分)

番号だけでなく、住所と電話番号も並べます。番号が違っていても、住所と電話が同じなら、関係のある会社である可能性が高くなります。

逆に、住所が「バーチャルオフィス」や「レンタル住所」だけという場合もあります。これも違法ではありませんが、知っておいて損はありません。

実際にやってみた結果(2026年8月3日)

ここからが実測です。当サイトで紹介している4社について、上の手順どおりに調べました。すべて公開ページに書かれている情報で、特別な調査はしていません。

1. リセチケット

  • 古物商許可:東京公安委員会発行 第303292220992号
  • 電話番号:03-5465-5013
  • 所在地:東京都目黒区大橋2-4-8
  • 運営会社ページ:あり(フッターからたどれます)

フッターに許可番号がはっきり書かれていて、迷わず確認できました。

2. チケットセンター

  • 古物商許可:東京都公安委員会発行 第303292220992号
  • 販売事業者:株式会社GroovyDays
  • 電話番号:03-5465-5013
  • 所在地:〒153-0044 東京都目黒区大橋2-4-8

ここで、手順2の意味が出てきました。リセチケットと、許可番号・電話番号・住所がすべて一致しています。

つまり、リセチケットとチケットセンターは、別のサイト・別の名前ですが、同じ事業者が運営していると、公開情報から確認できます。

これは推測ではありません。両社の法定表示ページに、同じ12桁の番号が書かれています。

3. タートルチケット

  • 古物商許可:東京都公安委員会 第301032316079号
  • 運営会社:株式会社GMT
  • 会社概要ページ:あり

番号は上の2社とはでした。会社名も違います。

4. シープチケット

  • 古物商許可:公開ページ上では見つけられませんでした
  • 会社概要・特定商取引法のページ:今回の調べ方(フッターと定番URL)では到達できませんでした

誤解のないように書きます。「見つけられなかった」は「許可がない」という意味ではありません。

  • 申し込みフォームの先や、ログイン後のページに書かれている場合があります
  • ページの作りによっては、こちらの探し方では届かないことがあります

ただし利用者の立場では、探して見つからなかったという事実は、そのまま判断材料になります。分からないまま使うより、問い合わせて確認するのが確実です。

調べて分かった、いちばん大事なこと

「4社を比較した」つもりでも、実際には3つの事業者を見ていたことになります。

比較サイトの多くは「10社比較」「20社徹底比較」と書きます。しかし、その中に同じ事業者の別ブランドが混ざっていれば、選択肢は見た目の数より少ないということです。

これは、記事を読むだけでは分かりません。自分で番号を並べたときだけ分かります。

やってみて分かった、つまずきやすい所

フッターが折りたたまれていて見えない

スマホだと、フッターがメニューの中に隠れていることがあります。ページの一番下までスクロールしてから、⌘+F/Ctrl+Fで「古物」を探すのが早いです。

ランディングページには載っていないことがある

広告から入ると、申し込み専用の1枚ページに着地することがあります。そこには会社情報が無いこともあります。その場合は、サイト名で検索し直して、公式トップから入ると見つかることがあります。

番号が画像になっている

まれに、許可番号が画像で書かれていて文字検索に引っかからないことがあります。その時は目で探すしかありません。

15分でできるチェックリスト

  1. 公式サイトを開き、一番下までスクロールする
  2. ⌘+F(Ctrl+F)で「古物」と検索する
  3. 見つかった12桁の番号をメモに控える
  4. 「特定商取引法に基づく表記」を開き、会社名・住所・電話番号も控える
  5. 次の会社でも同じことをして、並べて見比べる
  6. 同じ番号・同じ住所・同じ電話が出てきたら、同じ事業者と考える
  7. 見つからなかったら、問い合わせて聞く(答えられない相手は、そこで判断材料になります)

この記事の情報について

  • 調べた日:2026年8月3日
  • 調べた方法:各社の公式サイトを開き、フッターおよび「特定商取引法に基づく表記」「運営会社」ページを閲覧
  • 使ったもの:ブラウザのみ(有料の調査サービスは使っていません)
  • 掲載した数字は、すべてそのページに書かれていた内容をそのまま写したものです

会社情報は変わることがあります。この記事の内容も、時間がたてば古くなります。申し込む直前に、ご自身で同じ手順を1回だけ実行してください。15分で終わります。

そもそも古物商許可とは何か

ここまで「古物商許可番号」と書いてきましたが、これが何なのかを先に押さえておくと、番号の見方が変わります。

中古品(古物)を買い取って売る仕事をするには、都道府県の公安委員会から許可を受ける必要があります。根拠は古物営業法という法律です。商品券・ギフト券も古物にあたるため、先払い買取をする会社は、この許可を持っているのが前提になります。

なぜ許可制なのかというと、盗品の流通を防ぐためです。買い取った物の記録を残す義務があり、警察が確認できるようになっています。つまり許可番号は「この事業者は、身元を届け出たうえで営業しています」という印です。

逆に言えば、許可を持たずに買取業をすることは違法です。だからこそ、まともに営業している会社は、番号を隠しません。むしろ目立つ場所に書きます

番号の見方(12桁の意味)

古物商許可番号は12桁です。何となく眺めるだけでは分かりませんが、前のほうの数字に意味があります。

  • 最初の2桁…どの都道府県の公安委員会が出したか(東京都なら30)
  • 次の1桁…許可の種類
  • 残り…連番

今回調べた番号を並べると、こうなります。

  • 303292220992号 … 30から始まる=東京都
  • 301032316079号 … 同じく東京都

ページに「東京都公安委員会発行」と書いてあることと、番号の頭の30が一致します。書いてある文字と番号が食い違っていたら、そこは確認したほうがよい所です。

「同じ番号だった」ことを、どう受け取ればいいか

今回いちばん大きな発見は、2社が同じ番号だったことでした。ここは誤解されやすいので、丁寧に書きます。

これは違法ではありません

1つの会社が、複数のブランド名でサービスを出すことは普通にあります。飲食店でも、同じ会社が違う店名のお店を出すのと同じです。許可は会社に対して出るので、ブランドごとに取り直す必要はありません。

ただし、利用者から見ると意味が変わります

問題は「別の会社だと思って比べていた」場合です。

  • 相見積もりにならない…条件を比べたつもりが、同じ会社の中で比べていたことになります
  • 断られた理由が同じになる可能性…1社で審査に通らなかった場合、同じ系列の別ブランドでも同じ判断になることがあります
  • トラブル時の窓口が同じ…電話番号が同じなら、かける先も同じです

今回の2社は、電話番号まで同じ(03-5465-5013)でした。つまり、どちらに連絡しても、出るのは同じ窓口ということになります。

だから「何社と比べたか」より「何事業者と比べたか」

比較記事を読むときは、社数ではなく事業者の数を見てください。当サイトの4社も、実際には3事業者でした。この記事を書くまで、私たち自身もそこまで数えていませんでした。

見つからなかったときの、追加の調べ方

シープチケットのように、探しても会社情報にたどり着けないことがあります。その場合の次の一手を書いておきます。

方法1:サイト名で検索し直す

広告から入ると、申し込み専用のページに着地します。そこには会社情報が無いことがあります。サービス名を検索して、公式トップから入り直すと、フッターが出てくることがあります。

方法2:申し込みフォームの手前まで進む

会員登録の画面や、規約の同意画面に、事業者名が書かれていることがあります。お金を振り込む操作をする手前までなら、進んで確認しても問題ありません。

方法3:そのまま聞く

いちばん確実です。文面に迷う方のために、そのまま使える例を置いておきます。

はじめまして。利用を検討しております。
恐れ入りますが、古物商許可番号と、許可を出している公安委員会名を教えていただけますでしょうか。
あわせて、運営会社名と所在地も確認させていただきたく存じます。
よろしくお願いいたします。

これに答えられない、または答えをはぐらかす相手であれば、その反応そのものが判断材料になります。法律で表示が義務づけられている内容なので、聞かれて困るものではありません。

実際にやってみて、かかった時間

「15分でできます」と書きましたが、本当にそうなのかを記録しておきます。今回の実測です。

  • 1社目(リセチケット)…フッターに書いてあり、約1分
  • 2社目(チケットセンター)…特定商取引法のページを開いて、約2分
  • 3社目(タートルチケット)…会社概要ページを探して、約3分
  • 4社目(シープチケット)…探したが見つからず、あきらめるまで約5分
  • 4社の番号・住所・電話を並べて見比べる…約3分

合計で14分でした。慣れていない状態でこの時間なので、2回目からはもっと早くなります。

ちなみに、いちばん時間がかかったのは「見つからなかった1社」でした。見つからないことを確かめるほうが、見つけるより時間がかかります。

よくある質問

Q. 古物商許可があれば、その業者は安全ですか?

いいえ。許可は「届け出て営業している」という意味であって、サービスの品質や、条件の良さを保証するものではありません。あくまで最低限の入り口です。

Q. 番号が本物かどうかは調べられますか?

公安委員会は、許可業者の一覧を全件公開しているわけではありません。そのため、番号の真偽をその場で確認するのは簡単ではありません。できるのは「書いてあるか」「他社と同じでないか」「表示と番号の都道府県が合っているか」を見ることまでです。

Q. 住所がバーチャルオフィスだったら危ないですか?

それだけで危ないとは言えません。小さな会社では珍しくありません。ただし住所・電話・許可番号のどれもが確認できない場合は、慎重になったほうがよいと思います。

Q. この記事の会社は、おすすめということですか?

この記事は調べ方を示すことが目的です。良い・悪いの評価はしていません。同じ手順で、ここに載っていない業者も確かめられます。

先払い買取そのものの仕組みも、あわせて確かめる

会社が実在するかを確かめたら、次に見るのはお金と物の流れです。ここも、申し込む前に自分で確認できます。

お金が先、物が後という順番

先払い買取は、商品券やギフト券を送る前に代金が振り込まれます。利用者から見れば早くて助かる仕組みですが、業者から見れば、先にお金を出して後から物を受け取る形になります。そのぶん、買取率は後払いより低くなるのが普通です。

もし「先払いなのに、後払いより買取率が高い」と書かれていたら、そこは条件をよく読む場所です。初回限定・上限あり・特定の券種のみ、といった但し書きが付いていることがあります。

確かめる順番

  1. 買取率…「最大◯%」の「最大」がどの条件で出るのかを読む
  2. 振込までの時間…「最短◯分」の「最短」が、平日日中のみかどうか
  3. 手数料…振込手数料が利用者負担かどうか
  4. キャンセル…振込後に取り消せるのか、その場合どうなるのか

この4つは、どの会社のページにも書いてあるはずの項目です。書いていない項目があれば、それも情報のひとつです。

「最短」「最大」という言葉の読み方

広告では「最短5分」「最大98%」といった言葉がよく使われます。これは嘘ではありませんが、いちばん条件のよい場合の数字です。

読むときは、頭の中で言い換えてみてください。

  • 「最短5分」→条件がそろえば5分。多くの場合はもっとかかる
  • 「最大98%」→いちばん良い券種を、いちばん良い条件で出したときの数字

これは先払い買取に限りません。値段の書き方は、どの業界でも同じ作りになっています。

困ったときの相談先

お金のやり取りでトラブルになった場合、自分だけで抱えないでください。公的な窓口があります。

  • 消費者ホットライン 188(局番なし)…最寄りの消費生活センターにつながります
  • 金融庁 金融サービス利用者相談室…お金の貸し借りに関わる疑いがある場合
  • 警察相談専用電話 #9110…犯罪の疑いがある場合
  • 法テラス…法律的な相談先を紹介してもらえます

「自分の判断で使ったのだから」と我慢する必要はありません。相談は無料です。

この記事を書いた理由

正直に書きます。私たちのサイトも、これまで「安全な業者を厳選」と書いていました。しかしその根拠を、読む人が自分で確かめられる形にはしていませんでした

そこで、まず自分たちで手を動かし、やった手順と結果をそのまま出すことにしました。その過程で、掲載していた4社のうち2社が同じ事業者だと、初めて分かりました。

調べる前は知らなかったことです。調べたから分かりました。それが、この記事でいちばん伝えたいことです。

今回いちばん時間をかけた「見つからない」の扱い

4社のうち1社は、探しても会社情報にたどり着けませんでした。この扱いを間違えると、記事そのものが嘘になります。

私たちが自分に課したルールは、次の3つです。

  1. 「無い」と書かない。書けるのは「今回の調べ方では見つけられなかった」までです
  2. 探した方法を全部書く。読む人が「その方法なら、まだ探し方がある」と気づけるようにします
  3. 調べた日付を書く。ページは更新されます。明日には見つかるかもしれません

お金に関わる話で、確かめていないことを断定するのは、いちばんやってはいけないことだと考えています。分からなかったことは、分からなかったと書く。それが記事の信頼につながると思っています。

同じ手順を、他の業者にも使えます

この記事で紹介した手順は、先払い買取に限りません。お金を先に受け取る/先に払うタイプのサービス全般に使えます。

  • 不用品の宅配買取
  • ブランド品・貴金属の買取
  • ゲーム機・スマホの買取

いずれも古物商許可が要る仕事なので、「古物」で検索して、12桁を控えて、並べる——同じ3手順です。

覚えることは1つだけです。誰かの評価より、自分で見た数字のほうが強い。

まとめ

先払い買取で「安全な業者を選ぶ」ために、いちばん確かなのは、誰かの評価を読むことではありません。公開されている番号を、自分で並べて見比べることです。

今回それをやってみたら、4社のうち2社が同じ事業者だと分かりました。所要時間は15分、費用は0円です。

お金が絡む場面では、他人の「安全です」より、自分で見た12桁の数字のほうが強いと思います。

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